独島の自然環境、歴史の本、植物
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オオイタドリ
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オニユリ
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オオダルマギク
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独島マサキ
< 出典:金哲換(キム・チョルファン)作家、慶北大学鬱陵島·独島研究所 >
独島には現在、50~60種の植物が生息していることが調査で分かった。また、火山地形である済州島や鬱陵島よりも早い時期に形成され、南海や西海では見られない海洋島(oceanic island)で、独島で自生する植物は地理的·植物学的に非常に重要な意味を持つ。(ソン·ビョンウンら、1996年)
独島で確認された植物のほとんどは草本だが、マサキ、オオイタドリ、ソムケブルナム(韓国特産種のスイカズラ科の落葉低木)、ツバキ、マルバグミの5つの分類群の木本植物も生息している。独島で自生する植物種の中で、オニヤブソテツやタイトゴメ、ダルマギクなどの植物種は原植生を維持している。これらは独島の自然環境に適化した分類群で、今後も独島を象徴する植物種だということができる。(慶尚北道、2010年、独島叢書)
特に、独島マサキは、独島に現存する樹木の中で最古の木で、独島に生息できる代表的な種として天然記念物第538号に指定(2012年10月5日)されており、韓国の東端である独島を100年以上守ってきたという領土的·象徴的価値が大きいといえる。(文化財庁、2012年)
独島の科(Family)別構成
< 出典:大邱地方環境庁、2013年 >
参考文献
- 慶尚北道、2010年、独島叢書
- 慶尚北道、2012年、鬱陵島·独島エコ観光ガイドブック
- 文化財庁、2009年、韓国の自然遺産独島
- ソン·ビョンユン、パク·ジョンヒ、クァク·ミンジュ、1996年、鬱陵島及び独島の管束植物の特色、自然実態総合報告書、自然保護中央協議会
- 文化財庁 http://cha.go.kr
- 大邱地方環境庁、2012年、2012年独島生態系モニタリング報告書、環境部
- 大邱地方環境庁、2013年、2013年独島生態系モニタリング報告書、環境部
- 慶北大学校鬱陵島·独島研究所 http://dokdoknu.com